この記事は2026年10月時点の情報をもとにしています。各窓口の受付時間や手続きは変わることがあるため、利用する前に公式の案内を確認してください。
この記事でわかること
- 韓国の美容クリニックで困ったときに、どこへ相談できるか
- 「旅行中」「施設とのトラブル」「帰国後」の場面ごとの相談先の使い分け
- 相談する前に手元にそろえておきたいもの
「帰国後に何かあったらどうするの?」
韓国で美容施術を受けるか迷っている方の声で、よく見かける不安のひとつが「帰国後に何かあったらどうするのか」です。「日本のクリニックでは診てもらえないのでは」「直してもらうためにまた韓国に行くのは大変そう」という声もあります。
困ったときにどこへ連絡すればよいかを先に知っておくだけでも、判断の材料になります。この記事では、公的な相談先を場面ごとに整理しました。
まずは施術を受けた施設へ
体調や肌の状態で気になることがあれば、最初の連絡先は施術を受けた施設です。どんな施術を、どの製剤や機械で行ったかを一番よく知っているのは、その施設だからです。
予約の段階で「帰国後に気になることが出たら、どう連絡すればよいか」を聞いておきましょう。施設の公式LINEなど、連絡手段を残しておくと、帰国後も連絡を取りやすくなります。
体調が急に悪くなったときは、日本でも韓国でも、まずは近くの医療機関に相談してください。
場面別の相談先
旅行中の困りごと:1330(韓国観光公社)
韓国観光公社の観光案内電話「1330」は、旅行中の困りごとを相談できる窓口です。公式の表示では受付は7:00〜24:00(韓国時間)で、日本語に対応しています [出典: 韓国観光公社]。
道に迷った、施設への行き方がわからない、言葉が通じなくて困った、というときに思い出したい番号です。
医療をめぐるトラブル:韓国医療紛争調停仲裁院(K-medi)
韓国医療紛争調停仲裁院(K-medi)は、韓国で起きた医療をめぐる紛争の調停・仲裁を扱う機関です。外国人も申請でき、英語の申請書が用意されています [出典: 韓国医療紛争調停仲裁院]。
- 電話:+82-2-1670-2545
- メール:kmedi@k-medi.or.kr
申請の条件や手続きの流れは、K-mediの英語サイトで確認してください。
海外の事業者との契約・支払いのトラブル:越境消費者センター(CCJ)
国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)は、海外の事業者とのトラブルを相談できる窓口です。2025年度の相談は9,127件で、過去最多でした。電子渡航認証(ESTAなど)の申請代行サイトに関する相談も寄せられています [出典: 国民生活センター]。
予約や支払いのトラブル、代行サイトでの申し込みのトラブルなど、海外の事業者とのやりとりで困ったときの相談先として覚えておきましょう。
日本国内の相談先:消費者ホットライン188・医療安全支援センター
厚生労働省は、美容医療に関する相談先として「消費者ホットライン188」と「医療安全支援センター」を挙げています [出典: 厚生労働省]。
ただし、韓国で受けた施術についてどこまで相談に乗ってもらえるかは、この記事では確認できていません。どこに相談すればよいかわからないときの入り口として、188に問い合わせてみるのもひとつの方法です。
場面ごとの早見表
| 困りごと | 相談先 |
|---|---|
| 旅行中に道に迷った・言葉が通じない | 1330(韓国観光公社) |
| 施術後の体調・肌の状態が気になる | まず施術を受けた施設。急ぐときは近くの医療機関 |
| 施設と話し合っても解決しない医療の紛争 | 韓国医療紛争調停仲裁院(K-medi) |
| 予約・支払い・代行サイトのトラブル | 越境消費者センター(CCJ) |
| どこに相談すればよいかわからない | 消費者ホットライン188 |
相談する前にそろえておきたいもの
どの窓口に相談する場合でも、次のような記録があると話が進めやすくなります。
- 施設の名前・住所・連絡先
- 施術を受けた日と、施術の名前(使った機械名・製剤名)
- 料金の明細・領収書
- 予約や説明のやりとりの記録(メッセージの画面など)
- 気になる症状が出た日と、その様子のメモ
施術を受ける前から、「明細と領収書をもらう」「施術名を名前で控える」を習慣にしておくと、いざというときに役立ちます。
予約前にできる「備え」
相談先を知っておくことと同じくらい大切なのが、予約前の確認です。厚生労働省は、美容医療を受ける前に「使う薬が何か説明できるか」「リスクや副作用も知って納得したか」「ほかの方法の説明も受けて自分で選んだか」「それは今すぐ必要か」の4つを確認するよう呼びかけています [出典: 厚生労働省]。くわしくは確認リストの記事にまとめています。
まとめ
- 気になることが出たら、まずは施術を受けた施設へ。急ぐときは近くの医療機関へ
- 旅行中の困りごとは1330(7:00〜24:00 韓国時間、日本語対応)
- 医療の紛争はK-medi、海外事業者とのトラブルは越境消費者センター
- 明細・領収書・施術名・やりとりの記録を残しておく
施設は「エリアから探す」「施術から探す」で探せます。予約の前に、各施設の公式LINEで「帰国後の連絡方法」を聞いておきましょう。
参考にした情報
- 韓国観光公社 https://japanese.visitkorea.or.kr
- 韓国医療紛争調停仲裁院(K-medi) https://www.k-medi.or.kr/eng/
- 国民生活センター(越境消費者センターの相談件数) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260805_2.html
- 厚生労働省(美容医療を受ける前の確認) https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04978.html

